企業情報

 
 

Leave the world a bit better than we found it.

Futures Inc.は「Leave the world a bit better than we found it 〜今ある世界より、ほんの少しでも良い世界を次の世代に残せるように~」というビジョンの下、環境と社会に大きなインパクトを与えるソーシャルビジネスを展開しています。

 
 

Our Mission

Futures Inc.の取締役マハデヴァン・ラマチャンドランは20年間、開発途上国をベースとして生活し働く中で、生計を立てるのに苦労している農家や零細企業、遠隔地の村に住む女性たちの状況を目の当たりにしてきました。

幸運なことに、Futures Inc.は経済学・人道主義・国連でのキャリアを通して得た知見を兼ね備えており、開発途上国で「慈善活動」として行われている事業の70%以上は、経済的なリターンをもたらす「投資」によってより大きなインパクトを与えることができると考えています。 また、投資や市場を通じて人々を支援することは、より尊厳のある関わり方であると考えています。

Futures Inc.は世界における資本は不足していないと考えています(現在、世界のマイナス利回り債残高は10兆ドル以上) 。世界に欠如しているのは、開発途上国での効果的な関わり方であり、スマートな投資を活用した大規模な問題解決です。

そのような投資を活用した効果的な関わり方は、現地での長期的な関係を通じて実現できると信じています。Futures, Inc.は、活動してきた多岐に渡る国や地域で、信頼できる実績のある現地パートナーと長期的な関係を築き上げてきました。今後、世界的な気候変動対策において、これらのコミュニティが重要な役割を果たすと考えています。

気候変動と所得格差は、私たちの世代を特徴づける最も重要な課題のひとつです。貧困、健康、教育などの分野で過去50年から100年の間に達成された成果を無駄にしないためにも、この課題に取り組むことが私たちの責任であると考えています。

Our Team

カーボンオフセット、炭素市場、気候変動政策、サステナビリティ、再エネ・省エネ、ブロックチェーンにおける専門性を持ったチーム。

 

山﨑遥

Co-founder & CEO

過去10年間、国際機関及び外交関係の様々な職に従事。直近では、国際農業開発基金(IFAD)のイタリア・ローマ本部にて、アジア太平洋地域を担当するパートナーシップ・オフィサーとしてIFADの資金調達を担当、革新的な民間セクターとの関係強化にも努める。

IFADに勤務する前は、ニューヨークの国際連合日本政府代表部に所属し、第三委員会で主に女性や子供の権利に関する交渉を担当。

また、在スーダン日本国大使館では、経済協力調整員として主にスーダンにて活動する国連機関に対する日本のODA事業に携る。それ以前は、駐日英国大使館の環境・エネルギー部に所属し、特に日本の気候変動政策に関する英国の政策活動を支援。
英国ブラッドフォード大学紛争解決学修士。

Dr. Mack Ramachandran

Co-founder & Director

開発途上国で25年以上働き、大規模なチームの運営と複雑なプロジェクトの遂行実績を持つ。直近では、イタリア・ローマにある国連世界食糧計画(WFP)本部にてサプライチェーン計画(SCP)および小売サプライチェーンの責任者を務める。WFPに20年在籍し、本部への異動前の最後の赴任地ポストとしてスーダンの緊急コーディネーターを担当。朝鮮民主主義人民共和国、パナマ、タイ、およびカンボジアで上級プログラムと管理職を歴任し、これらの国々の貧困に対する人道的対応と長期的な解決に従事。

2011年から2013年にかけて、ニューヨークでカーボンオフセットビジネスOffset4Poorを展開。このアプリにより、アメリカ人は自身の二酸化炭素排出量を相殺しながら、モンゴルやバングラデシュの女性に燃料効率の良い調理器具の製造を通じた収入源を提供。また、スーダンのダルフールで行われた95,000台のクックストーブプロジェクトにも参加(2010年)。1997年にはエチオピアで土壌炭素プロジェクトに参加し、多数の国における植林プロジェクトへの参加経歴を持つ。

また、国連WFP勤務時には、フィリピン、ミンダナオ島の紛争地域に食糧支援を行うことで、和平プロセスの支援を目指した実績。

プロジェクト詳細

米国クラーク大学経済学博士。

N “Gopi” Gopalakrishnan

Chief – Operations

経営とITのコンサルタントとしての経歴の中で様々な経験を積んできた。ITと経営コンサルティングのビジネスを2つ立ち上げ、これらの組織のトップラインを担当。これらのビジネスを、米国、英国、シンガポール、中東、インドなど7カ国で事業を展開する数百万ドル規模の企業に成長させる上で、重要な役割を果たした。また、米国中西部の州にオフショア開発を導入したパイオニアでもある。

複数の国際的なベンチャー企業に投資し、創業以来、事業開発の観点から、彼らの製品やソリューションの米国展開を指導。米国での経験を生かし、国際的なビジネスのニーズや環境を優先し、カスタマイズする、文化的に適切なベストプラクティスを実践。また、英国を拠点とするクロスボーダー・ベンチャー・ファンドのアドバイザーとして、優れた技術系スタートアップ企業を発掘し、投資を行っている。

また、インド農村部の3万村に400万人以上の顧客を持つ社会的インパクトのあるベンチャー企業に投資し、協働。インドの農村に住む女性に機会を提供する会社の戦略アドバイザーも務める。教育機関と連携し、大学やコミュニティカレッジとパートナーシップを結び、発展途上国でコースを提供する活動も行う。

新興企業の指導や、大学と連携してエグゼクティブMBAプログラムの指導や技術系インキュベーターのDo Spaceでボランティア、米国オマハのヒンドゥー教寺院で財務も担当。

 

久保尚太郎

Head of Business Development

幼少期を米国で過ごす。慶応義塾大学法学部在学中からエキサイトの創業者とともにE-Commerce事業を立ち上げ、卒業後もプロジェクトマネージャーとして従事。台湾をはじめ、香港、中国等のアジアの国々を回る。北京留学時、サービスアパートメント事業を開始し、1室から120室まで拡大。顧客は日本オリンピック委員会、NHK、オムロン、伊藤忠、フジテレビなどの大手を始め多岐に渡る。欧米〜アジア圏に渡るグローバルなバックグラウンドを活かし、現在、東京を拠点に様々なビジネスを手がける。越境E-Commerce事業をきっかけにブロックチェーン事業着手。2021年Futures Inc.参画。

梁かや子

Senior Project Manager

フランス、パリ・ドーフィンヌ大学、サステナブルディベロップメントエグゼクティブマスタープログラムを修了。英国アストン大学MBA。 マルチカルチュラルなバックグラウンドを活かし、スタートアップから大手まで多岐に渡る日本企業・多国籍企業においてマーケティングやプロジェクトマネジメントに携わる。パリ・ドーフィンヌ大学では経済学・政治学・社会学の観点からの持続可能な開発と企業・非政府組織の役割について学ぶ。サステナブル消費・気候変動・炭素市場を専門とする。

清水イアン

Decarbonization Consultant

脱炭素・環境コンサルタント。大学生の頃より環境保護活動を実践。国際非営利団体の日本支部設立から、上場企業の炭素削減戦略策定サポートまで、幅広い経歴を持つ。12年間の環境保護活動、環境コンサルタント、炭素市場における経験を活かし、2022年にFutures Inc.にジョイン。カーボンオフセットプロジェクト開発の従事経験を有する。

 

Dr. Aaron Savio Lobo

Senior Advisor - Ecosystems and Livelihoods

ケンブリッジ大学、保全生物学博士。現在は、保全と開発の橋渡し役として活動。

様々な国や状況において、沿岸・海洋の持続可能性の問題に取り組み、政府、NGO、開発協力、個人のクライアントに指導を行ってきた。マングローブ生態系の保全と回復、海洋保護区管理のための参加型モデルの構築、漁業・養殖プロジェクトの実施に関する助言、都市計画における自然ベースのソリューションの主流化に関する都市計画家のサポートなどを行っている。

IUCN(国際自然保護連合) SSC海洋保全委員会メンバー。 また、インドの野生生物保護協会の上級顧問として、同協会の海洋プログラムに戦略的な技術的助言を提供している。

Guy Wallen

Carbon Expert

Guy Warrenは15年以上にわたって気候変動ファイナンス、持続可能な森林管理、保全土地管理に携わってきた。

直近のプロジェクトには、ウガンダ、タンザニア、ナイジェリアの3つのクリーンクックストーブプロジェクトの技術的デューデリジェンス、コンゴ民主共和国のクリーンクックストーブプロジェクトのゴールドスタンダード活動プログラムの開発、VCSおよびCCBとのザンビアにおけるREDD+プロジェクトの認証管理プロジェクトなどを含む。フィリピン、アルゼンチン、インドネシアにおけるARRプロジェクトの認証管理、コートジボワールにおけるスコープ3排出量、目標設定、関連介入に関する戦略的アドバイスの提供、モンゴルにおける国内炭素基準の開発にも携わる

英国内外で商業林業と特別科学的利益保護区(SSSI)の管理を行い、英国林業委員会の森林諮問委員会の委員を5年間務めた。 林業に関する独立委員会およびイングランド食料農村省(DEFRA)に招かれ、斬新な資金調達方法に関するアイデアを発表。。

Olivier Levallois

Senior Advisor Carbon Offset Projects

カーボンオフセット業界で2009年から12年以上の経歴を持つ。プロジェクト開発者のサポートや、コンプライアンス及びボランタリー炭素市場やクライメートファイナンスをクライメートファンドや企業が活用するためのサポートなどを行ってきた。コンプライアンス・ボランタリー炭素市場での経験を持つ数少ない人材の一人。プロジェクト初期のオリジネーション、ディールの締結、認証、仲介、プロジェクトの実施、Carbon Assetsの販売などに携わる。

120件以上の炭素市場における取引、50件以上の気候変動緩和・適応プロジェクトの技術サポートと評価に携わる。複雑で大規模な国主導のREDD+プロジェクトマネジメント経験も持つ。(実績:国連の賞を受賞したDarfur Low-Smoke Stovesプロジェクト。政府へのREDD+に関するアドバイザリー。民間企業におけるクライメートファンディングの調達や排出量算定等。)

元EcoAct UK気候変動金融サービスのリーダー。過去には、International Carbon Reduction and Offset AllianceやWorld LPG Association’s Cooking for Life campaignのエグゼクティブコミティーのメンバーも務めた。現在、ゴールドスタンダード、NORCAP、世界保健機関、ISOの気候専門家名簿に登録されている。

経営学・ファイナンス修士、Policies and economics of environment and international development修士。

 

Blessing Chipfunde

Chief Operating Officer, Zimbabwe Operations

Blessingは、20年以上にわたり、コーポレートファイナンス、金融サービス、金融テクノロジーソリューションの分野で、東アフリカと南アフリカにおける資本市場で活躍。プロジェクト管理、取引管理、投資管理、証券登録、投資家サービス、革新的なデジタルプラットフォーム上でのコーポレートアクションにおいて、長年の実績を有する。証券上場、証券取引、証券決済の監督、証券保管・管理、証券登録の管理、東・南アフリカの株式・債券市場における多数の取引に携わる。

2008年には、ケニアCustody and Registrar Servicesのアシスタント・ジェネラル・マネージャーを務めた経験。また、エスクローグループでは、Corpserve Registrarsの副社長(2006年)、Financial Securities Exchangeの取引業務責任者(2016年)など、さまざまな役職を務めた。2019年から2020年にかけて、国連資本開発基金(UNCDF)から委託されたフィージビリティスタディでプロジェクトコーディネーターを担当。このプロジェクトでは、零細・中小企業(MSME)への長期資金の動員において、モバイルマネーデータ、その他のデータソース、証券取引所インフラを活用することの実現可能性を調査。

ジンバブエ大学 BSc. Economics Honours Degree。National University of Science and Technology (Zimbabwe)MBA。南アフリカ銀行協会認定プロフェッショナルバンカー。

Mennard Ruzvidzo

Chief Financial Officer, Zimbabwe Operations

Mennard Ruzvidzoは、Institute of Chartered Secretaries and Administrators (Zimbabwe) のアソシエイト。1998年にMedtech Holdingsに入社し、Medtech Distribution、Medtech Medical、Medtech Plasticsで管理、会計、財務報告など多くの職務を担当。Silky Touch Internationalに移り、2007年から2009年まで会計士として勤務。その後、Corpserve Registrarsに財務マネージャー兼カンパニーセクレタリーとして入社し、その後エスクローグループに移り、グループ財務・管理部門を統括。

MennardはACCAの資格を持ち、公認秘書官の資格も有する。

Pranav Ramkumar

GIS Analyst and Part-Time Advisor

2009年から2018年にわたり、シンガポールを拠点とするスタンダード・チャータード銀行でカウンターパーティ・クレジット・リスク・アナリスト、リスク・データ・マネージャー、クライアント・カバレッジ・ジェネラリストとして勤務。

その後、2021年にコロンビア大学国際・公共問題大学院で行政学修士号を取得し、国際経済政策と定量分析に焦点を当て、さらに国連研究と国際紛争解決を専門とした。

専門は金融リスクの定量的手法、計量経済学、リモートセンシング、気候分析。現在、金融工学とLEED(Leadership in Energy and Environmental Design)プログラムを学ぶ。

Pocholo Espina

Philippines Country Manager

Pocholo Espinaは献身的な起業家であり、ポジティブな変化の推進に尽力する環境擁護者である。フィリピンの小売店や企業とのパートナーシップを通じて、金属製ストローや月経カップなど環境に優しい代替品のパイオニアである社会的企業、Sip PHとLoopを設立した。これらの企業は8年以上にわたり、個人や企業を再利用可能な代替品の使用に移行させることで、合わせて100万トン以上のプラスチック廃棄物を削減してきた。

また、サプライチェーンや従業員エンゲージメント・プログラムの持続可能な調達方法について、企業のコンサルティングも行っている。ポチョロの専門知識は、社会的企業戦略、デジタル・インパクト・マーケティング、オペレーショナル・エクセレンスに及び、彼の仕事は目覚ましい成長とインパクトをもたらした。また、環境問題についての講演者として聴衆を巻き込み、より持続可能な未来づくりへの影響力を高めている。

フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学で健康科学の学士号とデータ分析の副専攻を取得。

Valentina Bobi

Carbon Projects Analyst

ウィーン大学で科学史と科学哲学を、ノルウェーのベルゲン大学でサステイナビリティを学び、特にポストノーマル科学、複雑性、気候変動研究とアクティビズムの接点について研究。学術研究、開発援助、出版、ジャーナリズムなど、さまざまな職歴を持つ。ドイツ語学士。

Billy Mukwikwi

Malawi Country Coordinator

Billyは、国際NGOや地元NGOの開発部門でフルタイムで勤務し、プログラム・ディレクター、カントリー・ディレクター、財務・内部統制責任者の直属の部下として経歴を積む。

組織の長期的な存続可能性と財政的な持続可能性を確保しながら、戦略計画に貢献するプログラムとプロジェクトの目標を効果的かつ効率的に達成し、質の高いプログラムとインパクトを深めることである。また、6年以上にわたって若者とジェンダーのプログラミングに携わり、生計と気候変動の専門家としてさまざまな組織に技術的専門知識を提供。

コミュニティ開発の修士号、農業と自然資源管理のディプロマ、プロジェクト管理と林業の修了証を持つ。

 

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